40代の健康の後回しは、50代で復讐劇が始まる
~20代のイケイケ、30代のムリは通用しない~
40代、キャリアの油がのり、家庭や仕事で「自分ががんばらねば」と何よりも無理を優先してしまう年代だ。
俺もそうだったが、
健康よりも「その仕事あと少し×10」
健康よりも人付き合い
健康よりも目の前の責任
そんなことを毎日「気合」という負債のもとを使って繰り返していた。
その負債は「1」だったものが、気がつけば「10」になり、
50代には トイチの利息がついて、負債はおそるべき数字に膨らんでしまうのだ。
その結果、俺はメンタルダウンや体を壊し、入院する羽目になったのだ。
負債は、自身の体の中から俺に対して「復讐」という形で襲ってきたのだ。
これは 水森朝日さんの「体は、後回しにしたことを覚えている。」の記事に対する
実体験を踏まえた俺流アンサー記事だ。
だから、先にこちらの記事を読んでほしい
40代の健康に関わる後回しや、軽い考えは50代に体から思わぬしっぺ返しを喰らうことを知ってほしい。
40代の後回しが50代で大爆発!「体からの復讐」病気リスト
俺はすべての病気を経験しているわけではないが、ここにあげるリストは40代以降で急増する病気だ。しかも健康を後回しや軽く考えているとハマるものだ。
40代で後回しを繰り返して駆け抜けると、50代の俺たちの体は以下のような大惨事を引き起こす。
① サイレントがある日突然暴動をおこす:
生活習慣病トリオ(高血圧・糖尿病・脂質異常症)
後回しの結果40代は、血管の中に油や糖が徐々に溜まっていく、40代はまだ体は沈黙していることが多い。サイレントキラーは50代になると、目覚めるのだ。サイレントをやめ大音量のヘビメタを刻み始めるのだ。
50代になると、血圧測定におびえ、大好きなラーメンのスープを「一口すするだけで罪悪感」という精神的ガサ入れを受けることになる。糖尿病が本格化すると、喉が異常に渇き、トイレの往復で夜も眠れず、最悪の場合は大好きな甘いものや炭水化物と一生「強制ディスタンス」を置かれる。糖尿合併症に発展すると、それこそ俺の仕事である障害年金のお世話になることになってしまうんだ。障害年金を受けるということは、仕事ができない、日常生活に問題がでるレベルなのだ。
② 「足元に潜む地雷」:痛風
「ビールをちょっと飲みすぎたな」が重なっていく。40代で放置した結果、50代のある日、足の親指の付け根に激痛が走る。
50代になると、漢字の通り「風が吹くだけで痛い」のは都市伝説ではない。ベッドのシーツが擦れるだけで絶叫することもある。「ただ歩く」という人類の基本動作が、登山並みのミッションに変わってしまうのだ。
③ 「動くたびにギシギシ」:運動器症候群(ロコモティブシンドローム)
40代で「運動? 明日から本気出す」の後回しを繰り返すと、徐々に筋肉量と骨密度が減ってしまう。それまでの体力が、想定外に下がってしまう。
50代になると、駅の階段を上るだけで膝が「笑う」で収まらず、「爆笑」の域に達するガクガクさだ。そして息はあがり、乾いた変な笑いになる。 靴下を片足立ちで履こうとして派手に転び、腰を痛めて1週間寝込むなど、コントのような怪我をリアルに体験することになるぜ。
④ 「脳の霧(ブレインフォグ)」とメンタルの不調
睡眠不足やストレスを放置すると、50代で脳のパフォーマンスが劇的に落ちるんだ。メンタル不調は男性で40~50代で多く、女性では30~40代が多い。
50代になると、「あれ、何しにこの部屋に来たんだっけ?」が実際にある。正直、自分が怖い。人の名前が「ほら、あの、四角い顔の…」としか出てこなくなる。さらに、ホルモンバランスの乱れも重なり、些細なことでイライラしたり、逆に信じられないほど落ち込むという「感情のジェットコースター」に強制乗車させられてしまう。
これらの病気は、発症してしまうと、回復までに年単位でかかることを、発症してからでないと意識できないのが、俺たちであることを知っておいて欲しい。
心理学から紐解く:なぜ40代は「後回し」にしてしまうのか?
それは人間の脳がそういう風にバグっている部分があると俺流に分析する。
◆ 「現在バイアス(Hyperbolic Discounting)」
心理学や行動経済学でよく知られる現象です。脳は「10年後の健康な体(遠くの大きなご褒美)」よりも、「今、目の前にあるビールとポテチ、そして寝落ち(すぐ手に入る小さなご褒美)」を圧倒的に高く評価してしまう。ほとんどの人が経験あると思うんだ。50代の自分が苦しむ姿は、脳にとっては「見知らぬ他人の話」なんだ。
◆ 「認知の歪み(全か無か思考)」
「今日はジムに行けなかったから、もうマック食べて夜更かししちゃえ!」という、0点か100点かで考えてしまう極端な思考です。この完璧主義の裏返しが、結果的に長期的な不摂生を生み出す。バグった脳は弱い方へ、許す方へ進んでしまう。
50代の「強制一括決済」! 40代が今すぐやるべきこと
50代で体に謝罪会見を開かせないために、40代は、後悔したくなければ、最低限これだけは「後回し」は止めるんだ。
① 普段から健康微貯金
いきなり毎日10kmランニング!なんて無理な目標は現在バイアスに負けるだろ。まずは「エスカレーターを使わず階段を上る」「テレビを見ながら片足立ち30秒」など、生活の中で「微貯金」するように小さな運動を忍び込ませるんだ。筋肉への投資は、50代で最大の配当=動ける体として貯金から引き出すことができる。
② 栄養を意識した「食事」は最強の盾
朝抜いている、1日2食です。それは止めたほうが良い。3食しっかり食べる。できるなら栄養を考えて食べる。これは体の基本だ。俺たちの体は栄養を欲しているのだ。そのバランスが崩れ蓄積されれば、どこかで破綻がおこる。40代から食を構築できれば、10年後の自分の健康を確保したと思ってイイ。
③ 「睡眠という聖域」
睡眠不足は、脳のゴミ(アミロイドβなど)を溜め込み、認知機能を下げる最大の原因だ。「がんばるために夜更かしする」は逆だ。 がんばるために「しっかり寝る、今日の仕事はここまで!」と割り切ることはとても大切だ。 睡眠はビタミンなどのサプリメントより効く最高の無料リペア行為だ。その習慣が10年後の自分の健康を作るんだ。
④ 「年1回の健康診断」は絶対必須
健康診断の数値を直視するのは怖いかい? 放置する方が100倍怖いぞ。判定が「C」や「D」だったら、「まあ、まだ大丈夫っしょ」と思わず、ゲームのクエストを消化する感覚で早めに病院で健康の呪文を手に入れるんだ。初期のバグなら、低コストで済む、50代で大爆発したあとだと、高額医療費のお世話になる可能性や、保険のお世話になる可能性が非常に高くなるのだ。
40代の「まあ明日から」という後回しは、50代に「利息付きの激痛と食事制限」として強制決済につながる怖さをしっておくべきだ。人生100年時代、50代の先はまだまだ長い。その人生を病気とつき合って生きなければいけないなんて、想像したくないだろ。
人間の脳は目先の楽に流されがちだからこそ、今すぐできる「小さな微課金(運動や野菜)」が未来の自分を救う最大の投資なんだ。 10年後の自分を病気で泣かせないために、今日から健康の後回しはやめたほうがいいぜ!




