骨折しないくらいの、おじさん構文でいいんだよ
~おじさんは背伸びはするな、若くないからな ムリはバレバレだ~
おじさんは絵文字をモリモリに盛りたくなる
LINEやチャットで異様な文章を構成してしまうおじさんという特殊文化。
50代直前まで俺も使ってしまっていた。
だって若者と同じ目線でお話したいじゃん。
ところが、最近の若者は絵文字を使わない。
えっ どうしたどうした。 すでに文化に置いてきぼりだ
なぜ、おじさん構文を使いたがるのか?
答えはそんなに難しくない
・職場やコミュニティで「老害」と思われることが怖い
・「僕は君たちのカルチャーを理解しているよ
・何ならまだ現役の若者だよと同じことできるよ
と、猛烈にアピールしようとしたおじさんが、無理に背伸びをした
結果生み出された、涙ぐましくも怪文体だ。
今回は、某社に生息する40代後半管理職・まっさん(仮名)が、20代、30代の若手にチャットグループの中で、散っていった軌跡をコミカルにレポートするぜ。
過剰なる絵文字のディソナンス
事の始まりは、部署の飲み会の連絡網として作られたチャットグループだった。
まっさんは、若者に違和感を持たせないよう「若者のノリに合わせる」という至上命題を自らに課し、限界完全突破のトレンド用語と絵文字の詰め合わせのメッセージを投下した。
かなり背伸びをしたおじさん構文
「みんな、今週もお疲れ様〜!✨ 華金だけど、ぶっちゃけ今夜の飲み会、タイパ良くサクッとチルしない?!?(๑˃̵ᴗ˂̵) 若者の意見、マジでリスペクトしてるから、行きたい店あったら遠慮なくレコしてね!👍🔥 ちなみに僕はどこでもオールオッケーよん🎵」
いまこれを見るとかなり恥ずかしいだろ
頭の中身を疑われる文章だ
なぜこんな無理なことが可能になるのか?
新旧ワードのちゃんこ鍋: 「チル」「タイパ」という若者言葉を使いつつ、文末が「〜よん🎵」という化石スキルでコーティングされている。
絵文字の過剰積載: 若者は基本的に句読点代わりに絵文字を連打しない。「(๑˃̵ᴗ˂̵)」の顔文字に至っては、もはやガラケー時代の遺物である。
限界突破の「偽物若者言葉」
若手からのチャットのレスは「了解です!」「ありがとうございます!」という、極めて冷ややかで大人の定型文の対応しか返ってこないことに焦った まっさんは、さらなる背伸びを試みる。SNSで付け焼き刃に仕入れた最新ワードの乱発しまくるのだ。
限界超えた寂しいおじさん構文
「今日のプレゼン、みんなの資料が良すぎて草wwwww 😆🌾 まさにビジュが神って感じ?✨ 来週のコンペもこの調子で成果出しちゃおうね!( *`ω´) 困った時はいつでも僕に相談してクレメンス〜〜!」
完全に頭のいかれたおじさん一人
【分析】バグり散らかす世界観
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)発祥の「〜クレメンス」と、TikTok界隈の「ビジュが神」が、50代の脳内でディストーションを起こし、「全世代のネットスラングを知っているアピールするモンスター」が誕生してしまった。若者たちのグループラインは凍りついたことが想像できる。
おじさんは背伸びしないほうがカッコイイ
結局は、普段通りの文章が一番だ
・若者言葉を考える時間がタイパ
・絵文字を選ぶ時間がタイパ
・みんなのストレスケア
・おじさんの言いたいことが一番伝わる
結局、普通の文章がカッコよかったんだ。
ムリしなくていいんだぜ。




